2012年から毎年DTMのブラックフライデーを調べまくっている私が、DTMブラックフライデーの攻略法について伝授いたします。(笑)
ブラックフライデーとは(一応)
今、この記事を読んでいる時点で、ブラックフライデーが何かわかっていない方がいましたら、先に下記の記事を読むことをオススメいたします。
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情報に踊らされない
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まず、最初に言っておきたいのは、情報に踊らされないことです。いくら安いからと言って、使わないプラグインを買っても全く意味がないです。そこら辺の話は上の記事に詳しく書いてるので、是非読んで下さい。もう、これが本当大前提です。
数量セールやタイムセールは殆どない
DTMブラックフライデーって、タイムセールですぐ売り切れとか、ほとんどないんで、普通に冷静に見た方が良いですよ
— カンナミユート☔️DTMブロガー (@yuuto_kannami) November 21, 2018
ブラックフライデー付近になると、各社が次々とセール情報を公開する訳ですが、ほとんどの場合1〜2週間ほど期間に猶予があります。「残り限定10個!」とか「1時間だけのタイムセール!」みたいな、購入を急かすようなセールは殆どありません。
なので、ブラックフライデーの日に、情報が出そろった後にセール情報を見るだけでも全然問題ありません。
なぜ数量セールやタイムセールが殆どないのか
なぜ、タイムセールが少ないかというと、販売する対象がソフトウェア(電子データ)だからです。コストを殆どかけずにいくらでも複製できるデータなので、個数や時間を絞るよりも、売れる分だけ売った方が利益が出る訳なのです。
したがって、逆にインストールディスク付きのパッケージ版では、数量セールやタイムセールが稀にあります。
名もなきプラグインメーカの情報が大多数
ブラックフライデーでは、数多くのメーカがセールを発表する訳なんですが、その大多数は見たことも聞いたこともないようなメーカばかり。色々探して、自分に合ったプラグインを見つけるのも良いんですが、DTM初心者のうちは大手メーカのプラグインを購入したほうが無難です。
大手メーカは、サポートが充実していたり、単純にプラグインの品質が高いものが多いです。大手には大手たる理由がある訳ですね。
大手プラグインメーカのブラックフライデー時期の動向
WAVES
2017年に25周年を迎えた、DTMプラグインメーカ最大手のWAVES。ミックス系のプラグインを多くそろえています。
ブラックフライデーの時期は、大々的にセールを行い、特に複数のプラグインがひとまとめになったバンドルが激安になります。
また、毎年20日頃に、プラグインプレゼントの事前予約が発表されます。実用的なプラグインがもらえることも多いので、是非もらっておく事をオススメめいたします。
2018年のプレゼント
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今までのプレゼント
[blogcard url=”https://yuuto-kannami.com/black-friday”]
歴代のWAVESのプレゼントは、上の記事に書いてあるので、是非見てみて下さい。
Native Instruments
Native Instrumentsのブラックフライデーが始まっているけど
Native Instrumentsはブラックフライデーで購入するより
KOMPLETEが半額とかになってる時に買う方が断然お得https://t.co/69YEnAOWEd pic.twitter.com/g1yYMBDrfH— カンナミユート☔️DTMブロガー (@yuuto_kannami) November 17, 2018
Native Instrumentsも毎年、ブラックフライデーの時期に、単体のプラグインの半額セールを行います。ただ、Native Instrumentsはブラックフライデーの時期に買うよりも、Komplete(バンドル)が半額になっているときに購入する方が断然お得です。
iZotope
私は去年買ったけど、
iZotopeのOzone 8 Standard + Neutron 2 Standardのバンドルはめちゃくちゃでオススメ特に、ミックスとか、マスタリングが初心者が使うと、ものすごいクオリティに差が出ます
— カンナミユート☔️DTMブロガー (@yuuto_kannami) November 21, 2018
AIで自動でミックスとマスタリングを行ってくれる、最高のプラグイン、NeutronとOzoneが激安になります。是非この機会に!
Spectrasonics
私が愛してやまないシンセプラグイン、Omnisphereを販売するメーカです。他にもベース音源のTrilianなど、高品質プラグインを、少数精鋭で販売しています。
しかし、Spectrasonicsはブラックフライデーに全くと言って良いほど参加しません。
その他通販
サウンドハウス・Amazon・楽天でも、DTMブラックフライデーに乗っかって大安売りをしていることが沢山あります。
例えば、「ドラム音源のBFD3」や「WAVESのバンドル」なんかは、公式サイトで購入するよりも安くなっていることがあるくらいです。
プラグインメーカは海外の会社が多いため、公式ページも英語が多いです。その点、これらの通販は全て日本語なので安心ですね。
ブラックフライデーはDTMerが活発になる時期
止まらんぞ! pic.twitter.com/KCVisL421l
— カンナミユート☔️DTMブロガー (@yuuto_kannami) November 21, 2018
DTMブラックフライデーの時期は、普段あまり表に出てこないDTMerの皆さんがネットに集まってくる時期です。私のブログでも、ブラックフライデー関連の記事へのアクセスはグンと伸びますし、Twitterのタイムラインでも「プラグイン安い」やら「プラグイン欲しい」やら「プラグイン買った」などのツイートが錯綜します。
世の中のDTMerの関心が集まっているのが伺えます。
人が集まるということはビジネスチャンス
人が多く集まるということは、ビジネスチャンスでもあります。安いプラグインを買って満足しているだけなんて勿体無い! インプットするばかりでなく、アウトプットしていきましょう。
アウトプット例
例えばですけど、ブラックフライデーで激安になっているプラグインを使って、曲を作ります。その午を記載した上で曲を公開します。すると、双方にどんなメリットがあるでしょうか?
曲を聴いた方のメリット
- ブラックフライデーでそのプラグインが安くなっていることを知れる
- 曲を聴いてそのプラグインの使用例を知れる
曲を作った方(自分)のメリット
- 曲を聴いてもらえる
- 気に入られたら曲を買ってもらえる
- 気に入られたらファンになってもらえる(リピーター)
- 曲に使ったプラグインのアフィリエイトで稼ぐことができる
曲はフルコーラスでなくても全然問題ありません。ワンコーラスでもワンフレーズでも良いんで、紹介するプラグインの特性と、自分の曲の持ち味を生かせば良いのです。
カンナミユートの場合
私は2017年のブラックフライデーで、iZotopeのiZotope O8N2 Bundleを購入しました。今まで手作業で行っていた、ミックスとマスタリングの大多数をAIに任せることにしました。(もちろん最終調整は自分でやりますが)
それを使って作った曲が上の「惑星のヲワリ」です。本当、最終調整くらいで、ほとんど自動でやりましたが、全体のバランスも音圧もかなり良い感じに出来上がっています。
今まさに、ブラックフライデーでセール価格になっているので、この機会をお見逃しなく。この価格は来年のブラックフライデーまでないかもしれませんよ。
函南助教授のあとがき
最後にもう一度だけ言っておくと、安いからと言って使いもしないプラグインを購入しても全く意味ないですよ。プラグインはなんの為に買うのか? 曲を作る為です。