「初音ミクDark」と聞いて一番に名前が挙がってくるボカロPは、もちろん伝説のDarkマスターとして名高いkeenoさんだと思いますが、そんなkeenoさんは稀に曲作りの休憩中にニコ生を放送しています。そしてその時によく使用機材について質問されています。
私も好きなアーティストの使用機材がかなり気になるたちでして、横からこっそりと聞いています。(笑) 今回はそんなニコ生で聞いたkeenoさんの使用機材をまとめてみたいと思います。
目次
ただし、記憶が曖昧になっている部分もあるので間違えている可能性もあります。ご了承下さい。
更新履歴
更新日付 | 更新内容 |
---|---|
2016.01.29 | 『ピアノ』追加 |
2015.11.05 | 『ギター』修正・『ギターアンプ』修正 |
2015.10.05 | 『ボーカル補正』追加 |
2015.10.03 | 初投稿 |
keeno使用機材
VOCALOID
初音ミク
初音ミクを単体で使用している曲は聴いたことないですが、Appendを使用する為に所持しているといったところでしょうか。初音ミクはVOCALOID3でも出ていますが、keenoさんはVOCALOID2のものを使用し続けているようです。3にすると声が変わってしまうんだとか。
初音ミクAppend
初音ミクAppendは上記の初音ミクの拡張追加音源で、これに初音ミクDarkが入っています。keenoさんはDark以外の音源をほとんど公開していませんが、ピアプロ限定の「raise 」という曲で初音ミクSweetを使用しています。
また、1stアルバム「in the rain」初回限定版のアニメイトオリジナル特典CDに「raise」のアレンジバージョンが入っていますが、これにも初音ミクSweetが使われています。
IA
IAが発売された時期に、発売された「IA/01 -BIRTH-」というコンピレーションアルバムの「grief」という曲で使用しています。後に初音ミクDarkでリメイクし、1stアルバム「in the rain」に収録されます。
GUMI
Innovate Sounds発のコンピレーションアルバム「HUMAN」の「fade」にてGUMIを使用しています。「grief」同様こちらも後に初音ミクDarkでリメイクし、1stアルバム「in the rain」に収録されます。
鏡音リン・レン
発表している曲では一度も使用してないですが、ニコ生で使用しているのを見たことがあるので、所持はしているようです。
ボーカル補正
CELEMONY – MELODYNE EDITOR 2
ボーカロイドのピッチ修正やタイムストレッチはにはMELODYNEを使用しているようです。
DAW
Steinberg – Cubase8
現在keenoさんが使用しているDAWはCubaseの最新版Cubase8です。使用DAWは当初からCubaseで、長らくCubase6を使用していたようですが、Cubase8に乗り換えたとのことです。
Steinberg – Cubase6
Cubase8の前に使用していたDAWです。
オーディオインターフェイス
RME – Fireface UC
オーディオインターフェイスには、プロ御用達でもあるRMEのFireface UCを使用しているようです。
ギター
Gibson – Les Paul – 1956 Ebony
Les Paulでは珍しく、ピックアップにシングルコイルのP90を搭載している模様。おそらくヒストリックコレクションだと思われます。
また、上記のギターを購入する前に使用していたギターもP90を搭載したLes Paulだと記憶しています。つまりLes Paulは最低2本所持しているということですね。
FENDER – Jaguar – ???
過去のDTMマガジンでkeenoさんの使用機材特集があったようで、Jaguarを所持しているようです。
ギターアンプ
SUHR – CORSO
ギターの音はアンプシミュレーターではなく、本物のアンプを使用しているようです。
アンプシミュレーター
Native Instruments – GUITAR RIG
SUHRのアンプの購入前はGUITAR RIGをメインに音作りをしていたが、現在はキャビネットのみを使用しているようです。
また、GUITAR RIG以外にもNative Instrumentsの製品を多数使用しているので、KOMPLETEを所持していると思われます。
ベースソフト
Spectrasonics – Trilian
ベースは生楽器ではなく、当初からTrilianで打ち込んでいるようです。
ドラムソフト
Native Instruments – STUDIO DRUMMER
現在ドラムソフトは、KOMPLETEに含まれるSTUDIO DRUMMERを使用しているようです。
XLN Audio – Addictive Drums
アニメ「けいおん!」の「Don’t say”lazy”」でも使用されたことで有名なAddictive Drumsですが、「glow」や「crack」など初期の楽曲で使用されていたようです。
ちなみに、2015年10月現在は最新バージョンのAddictive Drums 2が発売されています。
パーカッション
Native Instruments KONTAKT FACTORY LIBRARY
パーカッションは「KONTAKTを使用している」と言っていたので、おそらくKOMPLETEに含まれるKONTAKT FACTORY LIBRARYのことだと思われます。
ピアノ
Synthogy – Ivory II Grand Pianos
2015年の年末頃に、ピアノ音源Ivoryを購入したようです。
ソフトシンセ
Spectrasonics Omnisphere
keenoさんの曲の多くで使用されている高音質なシンセの音はSpectrasonicsのOmnisphereから出るものです。
ちなみに、2015年10月現在は最新バージョンのOmnisphere 2が発売されています。
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函南助教授のあとがき
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以上が、私が知っているkeenoさんの使用機材情報です。ギターのピッックアップがP90であることと、本物のアンプを使用しているところ以外は、そこまで特別なものはありませんね。特にソフトウェアに関してはメジャーどころが多いように感じます。
やはり使用機材云々よりも、作曲センスと音作りのセンスががずば抜けているということですね。