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GLAYのアプリは自主レーベルの最終形態

GLAY アプリ
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ロックバンドGLAYは2018年02月01日に、スマートフォン向けのサブスクリプション型音楽アプリをリリースしました。アーティスト単体がこのようなアプリをリリースするのは珍しく、今後同じようなマーケティングを行うアーティストが増えていくのではないでしょうか。

目次

アーティスト単体で全て完結する良い例

GLAYは2010年06月に自主レーベルLSG(旧loversoul music & associates)を立ち上げ、精力的に活動してきました。そして、2018年02月01日、ついに自信のアプリをリリースしました。

このアプリでは、GLAYに関するニュース、LIVE情報はもちろん、ファンクラブ会報までも無料で読むことが出来ます。また、月額980円で音楽・動画のストリーミングで視聴することが出来ます。いわば、GLAYの全てを一つに集約したようなアプリです。

GLAY

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アーティストにとって中間搾取が発生しないことは大きい

大手事務所に所属している場合、売り上げの多くを搾取されてしまいます。大手サービス、例えば、iTunesで楽曲の販売を行えば、売り上げの内何パーセントかを、Appleに中間マージンとして支払うことになります。しかし、このアプリは自主レーベル、自主開発なので、売り上げの全てが事務所に入るということです。これは自主レーベルの強みと言えるでしょう。

GLAYのように人気のあるアーティストだから成り立つ商売

しかし、アーティスト単体のアプリを作っても、アーティスト自体に人気がないと、成り立ちません。「人気がない = 課金してくれるユーザが少ない」ということですからね。最低でもアプリの開発費と運営費を賄えるくらいの人気は必須です。

こうゆう話をすると「GLAYが人気あったのは昔の話でしょ?」と言う方がいます。私の周りにも何人かいました。

確かにGALYは自主レーベルを立ち上げた頃から、メディア(特にテレビ)への露出が減りました。あまりGLAYのことを知らない方は、「人気がなくなった」と感じる方も多いでしょう。しかしGLAYは2015年にも東京ドームを2日間満員する人気ぶりです。

逆に、最近誰もが人気だと思っているようなアーティストで、東京ドームを2日間満員に出来るアーティストは少ないのでなないでしょうか? これは、「誰もが人気だと思っている」という部分にはライトなファンが多いからです。GLAYのようにコアなファンを多く持っていると、メディアに露出しなくても人気は続くのです。

函南助教授のあとがき

GLAYの新しいことに挑戦する姿勢はとても好感が持てる部分ですね。先行者優位と言うのはこのことですね。

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