私は当ブログにて、楽曲の紹介や、音楽の知識・意見を書いたりしている訳ですが。ネット上で発言するということは、世界中の人に自分の発言が見られる可能性があるということ。当然、私の楽曲や発言に対して、肯定的な方も否定的な方もいます。今回は、誰もが嫌であろう「否定的発言をされた時の対処法」をご紹介!
否定的発言には3種類ある
私が実際にネット上で活動している経験で言うと、否定的発言は3種類存在します。
1. 罵倒
罵倒とは、「こいつなんなの? マジ死んだ方が良い!」とか「こいつダサいwww」のように、ただただ感情的に罵倒するタイプ。
2. 否定的感想
否定的感想とは、「こうゆう意見は良くないと思うな。」とか「これ嫌い」と、どこがダメなのかは言わず、ただ「私はこの意見嫌いですよ」とアピールするだけのタイプ。ただし、罵倒はしていない。
3. 否定的意見
否定的意見とは、「その意見はどうなの? 私はこうこうこう思う。」と意見に対して、違う見解の意見を述べることです。
罵倒と否定的感想は無価値
3つの中で、「罵倒」と「否定的感想」は見ても全く価値がないのでスルーしましょう。
罵倒返しやSNSのブロックは自分にもダメージがある
と言っても、やはり人間否定されるのは嫌なもの。ついつい罵倒に対して罵倒で返したくなったり、SNSでブロックして拒絶したくなってしまう人もいるはず。しかし、そのような行動は自分にマイナスになることを認識していますか?
罵倒返しした場合
罵倒に、罵倒や反論で返すのはあまり得策とは言えません。自分は一瞬だけスッキリするかもしれませんが、全体的に見たらマイナス要素しかありません。
まず、更なる罵倒や反論が当然のように来ると思ってよいでしょう。ネットで罵倒してくる人は、相手がそれに反発してきたら、逆上して更なる反論・攻撃をしてきます。そうなったら相手の思う壺。
それに、自分の罵倒が、自分のファンにも見られる可能性があります。逆に考えてみて下さい。アナタの好きな人が、他人に対して暴言吐きまくってたら引きませんか?
SNSのブロックをした場合
自分に否定的な人を排除したいと言う気持ちも解らなくもないですが、ブロックしてしまうと、相手が自分のアカウントを表示しようとした時にブロックしていることがバレてしまいます。相手からすれば、「うわ、こいつ私のことブロックしてる。ウケる。」と、思わせる上に、スクリーンショットなどで他の人に拡散されることもあります。(まぁ、だからなんだって話ですが)
後、SNSのアカウントなんて作ろうと思えばいくらでも作れるので、ブロックしたところで全くの無駄です。ブロックされたら余計見たくなると言う人もいます。結局サブ垢で監視されたり、攻撃されるのがオチちです。
ネットで活動するのにSNSを鍵垢にするのは勿体無い
余談ですが、自分への否定が嫌で、SNSのアカウントに鍵をかけてしまう人がいますが、ネット上で何かしらの活動をしている場合は、これは完全に勿体無い。本来だったら、全体に公開して、肯定してくれるはずだった人も排除してしまいます。
否定されてムカついた時はこう考えよう
その人の発言は自分の人生に影響を与えますか?
ネット上の発言の大半は、肯定的なものも否定的なものも含め、顔も見たことのない赤の他人からのものです。例えば、「あなたの曲が好きです」という肯定的な感想と「なんだこのクソ曲は?」という否定的な罵倒があったとします。正直、どちらも今後自分の人生に影響するような発言ではないですよね?
言うなれば、コンビニで、「礼儀正しく可愛い女の子(or イケメンな男の子)に接客を受ける」のと「無愛想で態度の悪いおばさん(or 汚いオッサン)に接客を受ける」くらいの違いしかありません。前者はちょっと嬉しい気持ちになるし、後者は少し嫌な気分になります。でもその程度じゃないですか?
肯定的な発言に喜びすぎず、否定的な発言に落ち込みすぎない、くらいの心構えでいると、ネット上での活動は楽ですよ。
罵倒してしまう人は、心理学的にも心に余裕のない人
[blogcard url=”http://www.counselingservice.jp/lecture/16279/”]
心理学的にも、罵倒してしまう人は、相手をバカにすることで、あたかも自分が勝っているような安心感を感じたり、自分の中のルールにそぐわない人を排除することによって、自分の心の安定を保っていることがわかっています。つまり、罵倒してしまう人は心に余裕のない人です。
罵倒されて反論したくなってしまった時は、これを思い出し一度冷静になって、「あぁ、この人は心に余裕のない、可哀想な人なんだなぁ」と心の中で哀れんであげましょう。
否定的な発言を受けるのは影響力が出てきた証拠
否定的な発言を受けるというのは、あなたの活動が周りに認識されて影響力が出てきている証拠です。また、アンチが全くいないのに影響力がある人なんていません。アンチが増えてきたら、それ以上にファンが増えているので、むしろ喜ぶべきです。
価値があるのは否定的意見
さて、そんな否定的な発言達の中で、私が唯一価値があると思っているのが、「否定的意見」です。自分が思いもしなかった否定的意見をしてくれる方が、稀にいます。大体、罵倒・否定的感想8割、否定的意見2割といったところでしょうか。
否定的意見から発展させる
「お、そんな考え方もあるのか! なるほど!」と目から鱗のような否定的な発言を受けたら儲けもの。その意見に対して、更なる意見を発するのも良し。自分の考えを改めるのも良しです。また、白黒はっきりさせる必要はありません。自分の意見に対して、「そんな風に思う人がいる」とわかることが重要です。それを踏まえ、今後の活動の参考にすれば良いのです。
自分の意見の意味が正確に伝わっていないことも
否定的意見をしてくる人に、自分の意見が伝わっていないこともあります。これは「自分の伝え方が下手」か「相手の理解力がない」のどちらかです。後者の場合はどうしようもないのですが、多くの人に間違って伝わる場合は、「自分の伝え方が下手」という可能性が高いです。そうゆう場合は発言の訂正をして、次回から気をつけましょう。
函南助教授のあとがき
ネットで活動する場合、必ず否定的な人は出てきます。当たり前のことなのです。そんな当たり前のことで、一々落ち込んだり、反撃するなんて時間の無駄です。「自分に都合の良い部分だけ吸収してやろう」くらいの軽い気持ちで臨むと、良い結果を生みますよ。