私は二年ほど前に、高スペックの5K iMacを購入して、DTMやら色々な作業が快適に行えるようになりました。それと共に、逆に低スペックPCでDTMをやることが、いかに無駄であるかを、ヒシヒシと実感しました。
低スペマシンでのDTMは時間の無駄
低スペマシンでのDTMはデメリットだらけ
低スペマシンでDTMをやっていると、頻繁に必要になってくるのが、メモリ不足によるOSやDAWの再起動。再起動って地味に時間かかるし、せっかく出てきたやる気が、一気に冷めますよね。メモリクリーナ系のアプリで掃除しても、掃除した直後はメチャクチャ重くなりますし。
それに、少し重いプラグインを使用すると、再生してもすぐに止まってしまったり、ノイズが出たりと、何かとストレスが絶えません。
低スペマシンでのDTMデメリット例 |
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メモリ不足で頻繁にOSの再起動 |
メモリ不足で頻繁にDAWの再起動 |
突然のDAW強制終了 |
重いプラグインの再生中にすぐに止まる |
重いプラグインの再生中にプツプツとノイズが発生する |
書き出しが遅い |
低スペマシンでのDTMノウハウはデメリットだらけ
低スペマシンでも、なるべく負荷をかけないようにDTMをやるノウハウは色々あります。例えば、バッファサイズ大きくするとか、トラックをフリーズさせるとか。ただ、こうゆうノウハウって、ほとんどにデメリットがあるんですよ。
低スペマシンでのDTMノウハウ例 | デメリット |
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バッファサイズを大きくする | レイテンシ(音の遅延)が増える |
トラックをフリーズする | フリーズを解除しないとトラックの操作が出来ない |
トラックをオーディオ化する | 元トラックを変える度にオーディオ化する必要がある |
重いプラグインだけ別プロジェクトで作る | プロジェクトの行き来がメチャクチャ面倒 |
クリエイティブじゃない部分に割く時間は無駄
さて、ここまで挙げてきたデメリットには一つ共通点があります。それは、全て無駄な時間であることです。何故なら、それなりのスペックのマシンを用意すれば、そもそも考える必要すらなくなる問題ばかりなんです。
それに、これらの問題について試行錯誤して得た知識って、クリエイティブな面ではほとんど役に立たないものばかりなんですよ。そんな部分に時間を割くなら、作曲スキル上げたり、実践的なソフトの使い方を覚えたりする方が100倍有意義ですね。
高スペックマシンに変えて変わったこと
購入した5K iMacのスペック
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では、高スペックマシンを使用するとどんな風に変わるのでしょうか? 私が感じた変化は以下になります。私の購入したPCのスペックは上の記事を参照して下さい。
全ての操作が快適に
起動やら、アプリの立ち上げやら、アプリの操作やら、パソコンで行う全ての作業が快適になりました。PCが重いとか、処理が遅いとか、感じることが一切なくなりました。また、動画のエンコードのような、あきらかにPCに負荷がかかる作業中でも、その他の操作にそこまで影響が出ません。
負荷のことを一切気にしなくなった
私のハイスペック5KiMac、Neutron2を25個くらいアサインしても全然いけます。(笑)
流石にCPU負荷は高めだけど。PCスペックはこちら↓https://t.co/Oj7jQunpDH pic.twitter.com/XHEjRF5PzS
— カンナミユート☔️DTMブロガー (@yuuto_kannami) December 30, 2017
PCスペックが上がって、一番変化を実感したのが、重いプラグインをバンバンインサートしても、DAWが普通に動くことです。以前だったら、すぐにシステムオーバーロードのポップアップが出てくるような使い方をしても、全く問題ありません。
重いプラグインとか軽いプラグインとかどうでもよくなった
新しいプラグインを購入して、使い方をネットで調べている時に、「動作は重めです」とか「動作は軽めです」とかの説明が書いてあったり、推奨スペックが書いてあることがあります。でも、高スペックマシンだと、どれもこれも普通に動くので、気にする必要がなくなりました。というか、ネットで調べてて、初めて重いソフトだということに気づくことが多々あります。「あ、このソフト重かったんだ?」みたいな。(笑)
でも、お高いんでしょ?
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高いかどうかで聞かれたら、確実に高いです。(笑) しかし、上の記事でも書いてますが、月換算したら全然大したことありません。
5年計算の1ヶ月の金額
私のiMacは大体35万円くらいだったのですが、このスペックだったら、最低でも5年は余裕で使えます。それを考慮して、月々の料金で計算してみましょう。
いかがでしょう?1ヶ月6千円弱です。皆さんの月々の携帯電話の料金の方がよっぽど高いんじゃないでしょうか? 私はiPhoneもiPadも所持していますが、パソコンの操作性と比べたらかなりの使いづらさを感じます。なので、一番使い易いパソコン関連にお金をかけることにしています。
まぁ、5年経たずに壊れてしまったら破綻する話ですが。(笑)
2018.01.26 追記
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今回の記事について、みなさんの反応をまとめました。
函南助教授のあとがき
私のPCは35万円と、ちょっとハードルが高い価格になってしまいますが、ここまでではないにしても、ある程度のスペックのPCを用意するだけで、作業はかなりやり易くなります。私が考える、DTMのPCの選び方を下記の記事でも紹介しているので、是非参考にしてみて下さい。
[blogcard url=”https://yuuto-kannami.com/dtm-pc”]