サイトリニューアル中!

DTMデスクをDIYで作ってみました

  • URLをコピーしました!

今回、自分用のDTMデスクをDIYで作りました。今回はその工程や、作ってみて注意するべきことを書かせていただきます。

目次

何故DTMデスクをDIYするに至ったか

家具のデザインを統一したかった

前回の、近況報告で、引越しをしたことを報告しました。その引越しの際、家具の雰囲気を白っぽい色で統一したいと思い、DTM作業用のデスクを買い換えることにしました。

[blogcard url=”https://yuuto-kannami.com/recent-report-201908″]

奥行き75cm必須

私が今まで使用していたデスクは、IKEAの150cm × 75cmのデスクです。この奥行き75cmというのが私の中で重要で、iMac・MIDIキーボード(KOMPLETE KONTROL S61)・PCキーボードを配置するのに最適な長さなのです。

[blogcard url=”https://yuuto-kannami.com/ikea-desk-dtm”]

横幅は140cmに抑えたい

今までは、横幅が150cmあったのですが、新居の部屋の間取り的に140cmが最適かなと感じました。

140cm × 75cmのデスクが見つからなかった

サイズが140cm × 75cmに決まったので、早速ネットや家具屋さんで探しました。しかし、大きさとデザインが好みのものが見つかりません。強いて言えば、下記のデスクのホワイトは良いかなと思いましたが、何の機能もない割に、値段が高すぎです。

ないなら作ってしまえば良いじゃない

そこで私は、「ないなら作ってしまえば良いじゃない」という思考に至りました。以前からDIYには興味があったので、丁度良いかなと。

木工

DTMデスク作成

思い至ったら即行動。早速木材を購入しにビバホーム(ホームセンター)に出向きました。丁度手頃のパイン集合材があったので、2枚購入。木目が非常に綺麗で、とても気に入りました。値段は1,800mm × 1,000mm × 250mmで8,280円でした。

寸法

天板 1,400mm × 750mm
ラック側面 × 2 700mm × 750mm
ラック底板 × 2 485mm × 375mm

購入時に、必要なサイズにカットしてもらいました。1カット50円という破格です。

ラック底板のサイズ調整

DTMデスク作成

19インチラックってインチ計算なので、ミリ換算だと482.6 mmと非常に中途半端なのです。なので、2.5mmほど手動でのこぎりで削りました。これがめちゃくちゃ大変でした。

一応、少し時間がかかるけど、ホームセンターでもミリ単位でカットはやってくれるらしいです。やってもらえばよかったと少し後悔。

木地調整

カットが終わったら、木地調整です。布ヤスリを240番 → 400番と順にかけていきます。肌触りがサラサラになったらOK。

サンダー投入

DTMデスク作成

最初、手でやってたんですが、あまりにも大変なので、文明機器を投入。Amazonで安く売っていた、ミニサンダーを購入しました。

三共コーポレーション
¥3,327 (2024/12/02 11:40時点 | Amazon調べ)

DTMデスク作成

値段の割に非常に良い製品だと思いました。音はまぁまぁうるさいです。

塗装

DTMデスク作成

木地調整が終わったら、塗装です。塗料はワトコオイルのホワイトを使用することにしました。

塗装方法は動画の通りに。耐水ヤスリは600番を使用しました。

DTMデスク作成

DTMデスク作成

ワトコオイルは、パイン材にはあまり染み込まず、ほとんど色が乗りませんでした。本当はもっと白っぽくしたかったのですが、仕方ない。多分杉みたいなスカスカな木だったら白くなると思います。

脚取り付け

DTMデスク作成

脚は、下記のものを購入。脚本体が67cmでアジャスターで69cmまで長くすることができます。おや?と思ったあなた、鋭い。私は、ラック側面を70cmにカットしています。1cm足りないのです。

これは、してやられたというか、説明欄にはアジャスター調整範囲は10mmまで と書かれています。脚は69cmと記載されていたので、前後10mm、つまり68cm ~ 70cmまで調整できると思っていたのです。しかし実際には68cm ~ 69cmの10mmしか調整できなかったのです。ちゃんちゃん。

DTMデスク作成

この時点では、長さのことなんて気付いていなかったので、脚を取り付けていきます。

DTMデスク作成

説明欄には、「天板の端から5~10mmあけて取り付けてください。」とありましたが、見た目的に私は1mmもあけずに取り付けました。今の所全く問題はありません。

ラック部分組み込み

DTMデスク作成

今度は逆側、ラック部分の木材を金具で繋いでいきます。

DTMデスク作成

ここにきて気づいたのですが、結構木が反っています。おそらく木材を買ってから、塗装するまでに時間が空いてしまったことが原因だと思われます。その間に湿気を吸ってしまったのですね。

すぐに塗装すれば、塗料でコーティングされるので、ここまでは反らなかったかなと思います。まぁ、木材はどんなに分厚かろうが太かろうが、反る時は反るので仕方ない。

形完成

DTMデスク作成

ということで、とりあえずデスクの形が完成しました。

脚の長さが足りない

DTMデスク作成

上で書きましたが、脚の長さが足りなくて、アジャスターをギリギリまで伸ばしても浮いてしまいます。実際はここで長さが足りないことに気づきました。(笑)

脚の長さ底上げ

DTMデスク作成

八幡ねじ(Yahataneji)
¥1,107 (2024/12/02 11:40時点 | Amazon調べ)

DTMデスク作成

ニチアス
¥799 (2024/12/06 13:13時点 | Amazon調べ)

ということで、急遽これらの商品を駆使して脚を伸ばすことにしました。

DTMデスク作成

なんとか、脚を伸ばすことに成功しました。

ラックレール取り付け

DTMデスク

ラックレールはミドルアトランティックの14Uのレールを購入。作りはしっかりとしていて、安っぽさは感じません。ビスは付属していないので、別途用意しておく必要があります。

DTMデスク

サウンドハウスで購入したのですが、サイズ表記がUでしか書いてないのが少し不親切だなと感じました。デスクの高さに合うサイズを計算して購入しましたが、合うかが不安でした。一応、概ね想定通りの感じで安心しました。

コネクターパネル拡張

DTMデスク

使い方違うんですが、コネクターパネルにコンセントを通したかったので、ヤスリで拡張しました。

DTMデスク作成

ヤスリは100円ショップのものを使用。100ショップのヤスリ、結構すぐダメになりますね。この二つだけだと、ヤスリがダメになって拡張しきれなかったので、もう1セット購入しました。

DTMデスク作成

結構時間がかかりましたが、無事拡張できました。少し傷がついてるのはご愛嬌。その内、アイアン塗料で塗装しようかと思っております。

[blogcard url=”https://yuuto-kannami.com/rm19x”]

吸音材貼り付け

DTMデスク

吸音材の貼り付けは以前と同じで、マスキングテープ&ブチルテープを使用しました。詳しいやり方は下記の記事を参照してください。

[blogcard url=”https://yuuto-kannami.com/pasting-sound-absorbing-material”]

スリーエム(3M)
¥99 (2024/12/09 11:35時点 | Amazon調べ)

ニトムズ(Nitoms)
¥1,073 (2024/12/08 07:04時点 | Amazon調べ)

DTMデスク

貼り付け完了。

完成

DTMデスク作成

DTMデスク作成

DTMデスク作成

DTMデスク作成

DTMデスク作成

DTMデスク作成

DTMデスク作成

制作費・制作時間

制作費

木材 ¥17,000
脚 + 脚拡張 ¥5,000
紙やすり ¥1,000
塗料 ¥2,000
ビスや金具 ¥2,000
合計 ¥27,000

DTMデスクの制作費は約27,000円くらいでした。

制作時間

木工 3日
塗装 2日
組込 1日
その他 1日
合計 7日

制作時間は、7日ほどです。休みの日に少しずつやっていったので、実際には1ヶ月ほどかかりました。

函南助教授のあとがき

初めてのがっつりしたDIYでしたが、初めてにしてはかなり良く出来たのではないかなと、自画自賛してみたり。DIY自体も楽しかったし、理想のDTMデスクもできて、非常に満足しております。

皆さんも、ぜひ自分のDTMデスクをDIYしてみては?

この記事が気に入ったら

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次