SHURE SE215のイヤホンをNOBUNAGA Labs TR-SE3にリケーブルしてから半年ほど経ちました。今回は、リケーブルしてからの半年間の使用感をレビュしていこうと思います。
半年前、NOBUNAGA Labs TR-SE3にリケーブルした時の記事は、下記を参照してみて下さい。
[blogcard url=”https://yuuto-kannami.com/shure-se215-recable”]
音の感じと使用感について
使い始めた時と変わらない
TR-SE3の音の感じと使用感は、基本的に半年前にリケーブルした時と比べて大きな変化はありません。音が聞きやすく使いやすいケーブルだと思います。詳しくは、前回のレビュ記事を参照してみて下さい。
密閉性が減った?
ただ、唯一変化を感じたのが、音の密閉性です。心なしか密閉性が減って周りの音が聞こえるようになった気がします。まぁ、密閉性が多少減ったからと言って、良くなる訳でも悪くなる訳でもありませんが。(笑)
それに、SE215を使い始めて1年ほどになるので、これに関しては「私の耳が慣れてしまっただけ」かもしれませんし、単に「イヤーパッドがへたっただけ」かもしれませんね。
耐久性について
前回のレビュ時には、まだ書くことが出来なかったTR-SE3の耐久性ですが、結果から言ってしまうと「そこまで高くありません」。
純正ケーブルと同じくらいの期間で断線
まず、4ヶ月ほどで右耳が断線し始めました。半年で完全に断線はしてしまいました。
しかし、SE215の純正ケーブルも4ヶ月ほどで断線し始めていたので、純正ケーブルと比べてそこまで大差はないと言えるでしょう。
耳に掛ける部分が特に弱い
そして、今回一番耐久性が弱いと感じたところが耳に掛ける部分です。
SHUREのイヤホンは耳への付け方が通常のイヤホンとは異なります。いわゆるSHURE掛けという方法で耳に装着するんですが、その時に耳にフィットさせる為に耳掛け部分を曲げたりします。毎回装着の度に曲げるので、半年間の使用でカバー部分が切れて、中のワイヤーがむき出しになってしまいました。これは、純正のケーブルには見られなかった現象です。
函南助教授のあとがき
TR-SE3の耐久性はそこまで高くありませんでしたが、全体的に考えればコストパフォーマンスに優れたケーブルだと思います。リケーブルの最初の一本目としては、十分のクオリティーでした。また、TR-SE3が断線してしまったので、TR-SE2を購入してみました。TR-SE3との比較レビュをしているので、是非下記の記事も参考にしてみて下さい。
[blogcard url=”https://yuuto-kannami.com/trse2-trse3″]