前々から気になっていた防音カーテン! ついに買ってしまいました。今回は、「防音カーテンで体感音はどれくらい変わるのか?」、という検証をしていきたいと思います。
目次
今回購入した防音カーテン
今回私は、インテリアというサイトで、防音・断熱・1級遮光カーテンを購入してみました。普通のカーテンと比べて生地がかなり厚く、重さもズッシリとしています。
防音は周波数的にこんな感じ
- 250Hz(女性の声) = -2db
- 1000Hz(車の音) = -6db
- 2000Hz(踏み切りの音) = -10db
- 4000Hz(ピアノの音) = -16db
防音の説明画像のグラフでは、従来の防音カーテンよりも性能が高いことが記載されています。周波数をEQで視覚的に表してみと、大体こんな感じ。
私の住居の騒音環境
ここで、私の住居の騒音環境をざっくりとご紹介。
- 鉄筋コンクリートマンション(密閉性は割と良し)
- 家の前が道路(深夜以外はそこそこの交通量)
- 100メートル圏内に遮断機あり
- 気にしていれば、車と電車が少しうるさいかな程度
- 一番うるさい時でも、会話などは可能
実際のデシベルを計測
それではまずは、実際に音は小さくなっているのかを計測してみましょう。
今回使用したのは、ワンクリックでその場のデシベルを計測してくれるiPhoneアプリ「Decibel 10th」になります。体感的に一番音が大きくなる、電車が踏み切りを通る時に計測してみました。
計測結果
計測結果はこんな感じ、MAXの部分を見てもらえるとわかると思いますが、約7db下がっています。
MIN db | MAX db | |
---|---|---|
普通のカーテン | 38.2 | 69.9 |
防音カーテン | 36.4 | 63.1 |
差 | -1.8 | -6.8 |
もう少し拡大してみると、最小値も最大値も下がっているのがわかります。数値を見た感じだと、そこそこ宣言通りに音が減衰しているのではないでしょうか?
体感はどうだったのか?
そして、肝心の体感なんですが…
はっきり言って、「気持ち少し小さくなったかな?」くらいの感覚です。正直、「明らかに静かになったな」という感じはしませんでした。ただ、やはり高音が減衰しているので、少しマイルドになった感じはします。
音の違いの参考
あくまで参考ではありますが、先ほどのEQを使って、電車通過音サンプルの周波数をカットしてみました。聞き比べると、確かに小さくなっていますが、カット後でも全然聞こえますね。
函南助教授のあとがき
やはり、全く効果がないという訳ではありませんが、防音カーテンだけで大きな効果を得るのは難しそうですね。
ただ、今回の趣旨とはずれますが、作りはしっかりとしているし、遮光性もかなりのもなので全体的には満足しています。昼でもカーテンを閉めれば真っ暗です。レッツ引きこもり!