ブログのお問い合わせにて、ヘッドホンの選び方について質問を受けたので、それについて回答させていただきます。
目次
Q:ヘッドホンは無線と有線どちらがオススメですか?
函南助教授はワイヤレスヘッドホンと有線ヘッドホンは、どちらのほうをオススメしてますか? 私は自宅でしか音楽を聴きません。
A:何かを選ぶときはメリット・デメリットを考えよう
複数の商品の購入で、選択を迷った場合は、商品のメリット・デメリットを調べて、自分に合う物を探すのが基本です。ヘッドホンの場合は、有線と無線のメリット・デメリットは単純に正反対です(有線のメリットは無線のデメリット、逆もまた然り)。なので、今回は有線と無線のデメリットを考えてみます。
有線ヘッドホンのデメリット
コードが邪魔
有線と無線の違いって、結局はコードがあるかないかですよね。つまり無線に比べたらコードが邪魔になるのは必然です。
断線する
有線の場合、雑に扱っていると、すぐに断線して使えなくなってしまいます。
無線(ワイヤレス)ヘッドホンのデメリット
充電しなければいけない
ワイヤレスの最大のデメリットは、充電をしなければいけないということです。最近のワイヤレスヘッドホンは一回の充電で使用出来る時間が増えてきています。とはいえ、最大でも10時間程度。頻繁に使うなら1日〜2日に一回くらいは充電しなくてはないりません。
音質が劣化する
ワイヤレスは多少なりとも音質が劣化します。具体的にいうと篭ったような音になります。特に安価なヘッドホンの場合、その差が顕著に出ます。
音が遅延する
また、ワイヤレスは音の遅延(レイテンシ)が発生します。例えば、格闘ゲームやDTMなど、音の遅延が致命的になる作業をする場合は、有線にした方が無難です。
有線に比べて選択肢が少ない
iPhoneにヘッドホンジャックがなくなり、スマホの音楽もワイヤレスで聴く人が多くなってきました。それに伴い、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンの製品が増えてきています。しかし、有線に比べるとまだ数が少ないです。
結論
さて、ここまで両者のデメリットをあげてみて、見えてくるものはありましたでしょうか? そうですね、「コードを邪魔と感じないのなら、有線にしない理由はない」ということですね。特に質問者の方は、自宅でしか使用しないようなので、無線にするメリットは特にないのではないでしょうか。ということで、有線のヘッドホンをオススメいたします。
余談
先日、友人がBoseのワイヤレスヘッドホンを持っていたので、聞かせてもらったのでが、めちゃくちゃ音質が良いですね。ワイヤレスとは思えないくらい。ただ、私はBoseの重低音ゴリ押しの感じが嫌いなので、欲しいとは思いませんでしたが。(笑)
函南助教授のあとがき
ちなみにですが、私だったら、自宅のみでの使用なら普通に有線にします。そもそも充電が面倒というのもあるんですが、不意に充電を忘れたときに使えないのが嫌なので。