以前、私が中古で購入した、TopDogのシルバーフレークのベースなんですが、前任者のメンテナンスが雑だったせいか、最初からリアのストラップホール(ネジ穴)が無限に回る状態に… ということで、今回はストラップホールをパテでリペアしてみました。
リペアの前に
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まず、ストラップホールのリペアをする前に、ネジの締め方を確認しておきたいんですが、皆さん、ギターやベースのメンテをする時にネジの締め方に気を使っていますか? もし、「ネジ締めに気を使うことなんてあるの?」と思った方は、上の記事を読んでみて下さい。適当にやっていると、ネジ穴がガバガバになってしまいますよ。
ストラップホールのリペア
ねじパテ 木部用 NG-02
今回、私がリペアに使用したのは、建築の友の「ねじパテ 木部用 NG-02」です。安価ですし、使用方法もとても簡単なのでオススメです。
1. ストラップピンを外す
まずは、当然、ストラップピンを外します。
2. パテで埋める
そして、当然、パテで埋めます。
3. 乾かす
後は、乾かすだけ。乾ききっていないうちにネジを締めてしまうと、せっかくのパテがダメになってしまうので、念の為、丸一日くらい置いておきましょう。
4. ストラップピンを付ける
乾いたら、ストラップピンを取り付けましょう。パテで埋まっている状態なので、今回のストラップホールへは初めてのネジ締めになります。初回なので当然ですが、ネジ穴の確認は必要ありません。
いかがでしょうか? 私のベースのストラップホールはガッチリ固定出来ました!
函南助教授のあとがき
今回は、ストラップホールだったので、この程度のリペアでも問題ありませんが、ネックジョイントの部分だったら、どうしようもないですね。前任者の方には申し訳ないけど、「TopDogのような高価な楽器を買うくらいなら、ネジ締めくらいはちゃんとしてほしかった」、というのが正直な感想です。皆さんも、大事な楽器をを取り扱う際は十分注意してみて下さい。