以前、電子ドラムの記事ネタを提供してくれた友人Yが、今度はRoland製 電子ドラムのメンテナンス方法について情報を提供してくれました。彼曰く、「Rolandの電子ドラムユーザーにとっては目から鱗な情報」とのことなので、該当の方必見です!
友人Yが過去に提供してくれた記事
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Roland製 電子ドラムのセンサーコーンの磨耗
Roland製 電子ドラムは、購入から相当年月が経過すると、「メッシュヘッド」と「ピエゾセンサー」の中間にある、「センサーコーン」が摩耗し、若干の隙間が発生してしまいます。この「センサーコーン」は、パッドを叩いた際の信号を「ピエゾセンサー」に伝達する部分なので、弱いストロークで叩いた場合や、中心以外を叩いた場合に、反応が悪く音が出ないなんて現象が発生してしまいます。
センサーコーン販売サイトを発見
そこで、代替を検討していたところ、センサーコーンを販売している海外サイトを発見しました。
2016年2月現在の販売価格は、センサーコーンが$7.5・送料が$12.0ですが、パッド自体の交換に比べれば非常に安価です。今回はバスドラムとスネアドラム・タム系のパッドについてはセンサーコーンを全て交換してみました。
決済はPayPalを使用
Quartz Percussionsでは決済にPayPalを使用するので、事前にPayPalアカウントの登録が必要です。
PayPalとは
PayPalのことを簡単に説明しておくと、個人(自分)と販売店の間に入り、クレジットカード決済を安全に行ってくれるサービスです。PayPalにクレジットカードを登録しておくことで販売店にクレジットカード番号や名前などの個人情報を知られずに決済を行うことが可能です。
今回のように海外サイトの場合だと、クレジットカード決済は不安です。しかし、PayPalを使用することにより、安心・安全に取引を行うことが出来るのです。
センサーコーン交換方法
交換に必要なもの
センサーコーン交換には半田ゴテ、もしくわカッターなどがが必要です。先に用意しておきましょう。
交換方法
- 古いセンサーコーンを剥がす
- 新しいセンサーコーンを半田ゴテで溶かしたり、カッターで削り、ピエゾセンサーの配線用の溝を作る
- 新しいセンサーコーンに最初から付いている両面テープで貼り付ける
交換後の設定
Quartz Percussionsで販売しているセンサーコーンは、純正品と比べると若干固いようで、軽めにストロークした際に結構な音量で鳴ってしまうことがあります。そんな時は、電子ドラムの音源モジュール側のレベルを下げて対応しましょう。
メッシュパッドのクリーニング
ちなみに余談ですが、メッシュパッドのクリーニング方法についても解説いたします。
公式では推奨されていませんが、実はメッシュパッドは水洗いすることが出来ます。経年や、たばこのヤニ等による黄ばみ・汚れになどは、は風呂桶等にぬるま湯を張り、家庭用洗剤を少々入れて数十分間放置しておくと、新品のように白いヘッドが蘇ります。
函南助教授のあとがき
以上が、Roland製 電子ドラムのメンテナンス方法になります。センサーコーンの交換は、パッド自体の交換と比べるとかなり安価ですし、交換方法も簡単ですね。Rolandの電子ドラムを使用していて、音が出にくいなどの現象に悩まされている方は、是非この記事を参考にしてセンサーコーンを交換してみて下さい!