先日購入したTopDogのベースがついに手元にきました。楽器屋の店長である友人Kが直々にメンテナンスをしているところに少しだけ立ち会ったので、今回はその時の様子をご紹介いたします。
メンテナンス
メンテナンスに立ち会ったとは言ったものの、実は私が楽器屋に到着した時にはネック調整や配線周りの処理などは既に大体終わっていました。なので大体はKから聞いた話ですがご了承下さい。(笑)
メンテナンスしてもらった内容
- 全パーツをバラして再組み込み
- ネックのトラストロッド調整
- フレット・ペグの研磨
- 配線周りの確認
- 弦高調整
- オクターブ調整
- 指板へのレモンオイル浸透
- 全体的なクリーニング
作りも状態も良品だが日焼けはしている
メンテナンス自体はなんの変哲もない普通のものですね。メンテナンス時の感想を聞いた所、作りはよく状態もよいとの事です。目立った傷などもなく、前の所有者は「あまり弾かずに飾っていたのでは?」と思うほど綺麗です。
ただ、ペグを外した時にネックがそこそこ日焼けしている事が確認できました。ピックガードも日焼けしているので、当然ボディーも日焼けしているはずですが、元々の色がわからないのでなんとも言えません。私の印象としては思っていたよりも鮮やかな青です。
その他細かい所
ピックアップは裏になにも印字されていなかった事からLINDY FRALINだと判断しました。(Seymour Duncanの場合裏に印字がしてあります。)
そして、コントロール内のザグリにはちゃんと導電塗料も塗ってあったとの事です。
後、TopDogはトラスロッドの効きが悪いとも言っていました。これはTopDog特有のもので、トラストロッドの左右にスティールのバーを組み込むDouble-Expanding truss rodと呼ばれる組み込み方をしているからだと思われます。しかしこの組み込み方は、サスティンが良くS字反りが起きにくくなるというメリットがあります。
Warmothの刻印を確認
TopDogは、ボディとネックをアメリカのWarmothで製造していて、その刻印も確認する事ができました。Kはこの事を知らなかったようで驚いたとの事です。
函南助教授のあとがき
メンテナンスをじっくりやってもらった甲斐もあり、かなり弾きやすいベースに仕上がりました。
また、メンテナンス部分以外のレビュも行っているので是非見てみて下さい。
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それにしても、持ち帰る時にハードケースでベースを運んだんですけど、あれは殺人的な重さですね。(笑)