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MacでVOCALOIDを始める前に覚えておくべき6つの注意点

どうも!函南助教授ことカンナミユート(@yuuto_kannami )です。

MacでVOCALOIDを始める前に覚えておくべき6つの注意点

MacでVOCALOIDを始めたいと思った時あなたはどうしますか?

最近VOCALOIDソフトは色々なものが出ていて、何も知らずに購入してしまうと失敗や後悔をしてしまうかもしれません。この記事ではそんなVOCALOID初心者の方向けに、VOCALOIDを始める前に覚えておくべき6つの注意点をご紹介いたします。

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目次

VOCALOIDを始める前の注意点

1. VOCALOIDを始めるという事はDTMを始めるという事

カンナミユートの部屋

まず、VOCALOIDで曲を作るという事は、DTMで曲を作るという事です。この記事を読んでいる時点でDTMがなんなのかわからないという方は、先に下記の記事を読んでおきましょう。

VOCALOIDが人気になってから、よく「初音ミク買ったけど曲作れなくて放置」なんて話を耳にします。それはそうです、基本的にVOCALOIDは単体で購入しても曲は作れないのです。VOCALOIDはあくまでメロディーラインを歌ってもらうソフトなので、伴奏は別のソフトで作る必要がある事を覚えておきましょう。

2. プラグインを理解する

プラグイン

MacでVOCALOIDを使用する場合、基本的にはプラグインとしてDAWから起動する事になります。この記事を読んでいる時点でプラグインがなんなのかわからないという方は、先に下記の記事を読んでおきましょう。

3. 「歌声ライブラリ」と「ボーカルエディタ」の違いを知る

歌声ライブラリとエディタ

VOCALOIDは「歌声ライブラリ」と「ボーカルエディタ」を別々に用意する必要があります。歌声ライブラリとは、初音ミクやIAなどの声をだして歌ってくれるキャラクターの事で、ボーカルエディタはそれらのキャラクターを歌わせる為のソフトになります。

VOCALOIDを初めて購入する方は、スターターパックなどの歌声ライブラリとボーカルエディタが同梱されているものの方が安く購入できるのでオススメです。そして、既にボーカルエディタを所持していて、新しい声を増やしたい方は、歌声ライブラリを単体で購入しましょう。

4. VOCALOIDバージョンを確認する

2015年07月現在、VOCALOIDのバージョンは1〜4まで出ています。大体の方は、VOCALOIDを始める前に自分の使いたい歌声ライブラリを選ぶと思いますが、歌声ライブラリとボーカルエディタのバージョンによっては使用できない場合もあるので、購入する前によく確認しましょう。

例えばVOCALOID1のライブラリはVOCALOID3や4のエディタで使えませんが、VOCALOID2のライブラリはVOCALOID3や4のエディタでも使用できます。またVOCALOIDは下位互換がない為、VOCALOID4のライブラリをVOCALOID3で使用する事などもできません。

5. Macでボーカロイドエディタを使う方法は3パターン

2015年07月現在、MacでVOCALOIDエディタを使う方法は下記の3つになります。

  1. Piapro Studioを使用する
  2. VOCALOID Editor for Cubaseを使用する
  3. Boot Campまたは仮想環境のWindowsでVOCALOID Editorを使用する

これらのエディタには長所や短所があるのですが、ここでその説明を書くと長くなってしまうので、別の記事で詳しく解説していこうと思います。

6. VOCALOIDソフトは使い勝手が悪い

ピアプロスタジオ

これは私が常々思っている事ですが、正直VOCALOIDソフトはどれも使いやすいとは言い難いです。(笑) バージョンが上がるごとに改善されている部分もありますが、やはりLogicやCubaseなどの高機能DAWと比べてしまうと、使いづらいという印象が抜けません。

おそらく、ソフトが使いづらくて挫折してしまう初心者の方もたくさんいると思います。なのでVOCALOIDを始める前に、「VOCALOIDソフトは使いづらいもの」という事を覚悟して挫折に備えておきましょう。(笑)

カンナミユート

函南助教授のあとがき

以上6点が「MacでVOCALOIDを始める前に覚えておくべき注意点」になります。

元々VOCALOIDはMacで使用する事が出来なかった為、古いVOCALOIDのソフトをMacで使用するのが難しかったり、一手間作業が必要だったりします。なので、購入する前に本当に自分の持っているMacで使用できるソフトなのかを確認する事が重要です。

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