DTMで曲を作る時、一瞬でトラックの音量を0にしたいということがたまにあります。その場合、通常はミュートのオートメーションを書くことになると思いますが、ミュートのオートメーションを書いてしまうと、その後のミックスが少し面倒になってしまうんですよね。
目次
トラックのミュートを自分でコントロール出来なくなる
何が面倒って、オートメーションでミュートを書いてしまうと、トラックのミュートを自分でコントロール出来なくなってしまうことです。まぁ、「当たり前だろ! オートメーションなんだから!」と言われてしまえばそれまでなんですが、ミックスをする時にそのトラックを一時的にミュートしたい場合、面倒ですよね。
オートメーションをオフにすれば解決するのですが、それだとパッと見た時に、どのトラックのどのオートメーションをオフにしているかが解りづらく、管理しにくくなってしまいます。そこで、なんとかオートメーションをオフにしないで、トラックをミュートさせる方法はないかと考えていたら、良い方法を思いつきました。
トラックの「オン/オフ」機能を使う
[label title=’トラックの「オン/オフ」を表示’ icon=’icon-info-circled’ class=’label-lightblue’]
トラックを右クリック
トラック・ヘッダ・コンポーネント
オン/オフ
上記の手順を実行すると、トラックに「オン/オフ」ボタンが表示されます。
このボタンをオフにすると、トラックの音が完全に消え、ミュートと同じ効果を発揮します。簡単ですね。
函南助教授のあとがき
トラックの「オン/オフ」機能、存在は知っていたんですが、「何に使う機能なんだ?」と思っていました。まさか、こんな思わぬところで使える機能だとは。かなり、マイナーな機能の紹介記事になってしまいましたが、参考にしていただければ幸いです。